タイの代理出産。「人身売買」から「新興宗教」?
最初「人身売買」と思われたのが、次に「税金対策」だと思われ、そして「新興宗教」ふうに、あらぬ方向に変わってきました。
金持ちの発想はすさまじいですね。俺たち貧乏人の発想では、こういった形での「世界征服」あるいは「究極の成金趣味」はとうてい理解できなかったということでしょう。だから「なぜなんだ?」と目的がわからず、右往左往し、不安なのです。
「100~1000人の子」計画=邦人男性が代理出産で-「世界への善行」・タイ
(NIFTY NEWS http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/jiji-2014081400809/1.htm)
これは「技術」が生んだ欲望といえるのではないでしょうか。自分の子供を1000人作るなんて、昔の王様でも難しかったでしょう。それができるようになったのです。金さえあれば。
ここで渦中の日本人男性が記者会見でもして考えを聞かないと、はっきりしたことはいえませんが、もし、この目的が事実だとすれば、これはちょっと怖い。しかも、「世界のために私ができる最善のことは、たくさん子供を残すことだ」といっていることがますます怖さを増幅します。
「世界のために」って、これは新手の新興宗教ではないのでしょうか。しかも、今までこういうことで自分の妄想を実現しようとした人間はいませんでした。
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そんな疑問と不安から発想したまったく架空の物語。こういう物語を語らないと、今の俺にはこの日本人男性の目的のわからなさからくる不安や怖さを解消できません。
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