2014年夏 インドネシア・バリ島の旅 (4) 「バビグリン」とテガララン市場のコメ食品
イブオカは、空港からのタクシードライバーも勧めていた「バビグリン」の店です。ネットで店を調べたら、ゲストハウスからもほど近い王宮の入口の斜め向かいにありました。
昼の混雑を避けて、早めに店へ行きました。2階の座敷席は気持ちがいい。ベランダからは王宮の入口の観光客の姿が見えます。
メニューはいくつかありましたが、「ご飯もの」として写真に撮りたかったので、ご飯の上にバビグリンを載せた料理を注文しました。45000R。
豚肉、飴色になったパリパリの豚の皮、辛い血入りのソーセージ、モツの空揚げ、インゲンの和え物、そしてごはん。上からソースがかかっています。このソースがカレーではないけれどエスニックな味です。
ここが「おいしい店」といわれれば、これがバビグリンの最高だと信じるしかないわけですが。12年前はそれほど好きではなかったので、食べた回数が少なく、どういう味だと「おいしい」といえるのか、まだわからないからです。
ただこの豚の皮のパリッとした感じは病みつきになるかもしれません。
バリといったらバビグリンというくらいの名物らしく、どんなガイドブックでも紹介されている料理ですが、このイスラム教徒が多いインドネシアで、豚肉料理が名物というのは、けっこうインパクトがありますね。
バリ人がインドネシアというイスラム国内での少数民族、非イスラム教徒であることを。バビグリンで静かに主張しているようです。
テガララン棚田の撮影のあと、小さな村の市場に寄って、コメ食品を探してみました。
白いちまきは、バンタル。後で食べてみたら、バンタルは、もち米のちまきで、ココナツを削ったものが混ぜてあり、中心部にはバナナの塊がはいったものでした。
もう一種類は、スンベン。スンベンは、バナナの葉に包んで煮たもので、こちらにもバナナが入っています。ウイロウふうのちまきでした。舌触りはなめらかなので、うるち米を使っているのではないでしょうか。
ポン菓子もありました。茶色と、白赤があります。
にほんブログ村
| 固定リンク
コメント