2014年夏 インドネシア・バリ島の旅 (7) バリ島の在来種、バリライス(パーディ)
バリライス(パーディ)は、バリ島の在来種で、紫黒色や茶色をしています。宿の主人によると、普通の白いコメ(ガバ)は、収穫まで5か月かかりますが、バリライスは7か月かかります。今、棚田に植えてあるのは普通のコメですが、これが収穫し終わったら、バリライスを植えるそうです。
収穫の仕方も違います。バリライスは、20〜30cmの穂を刈ります。刈ったバリライスを天日乾燥している作業所があり、地面にそのまま広げられて干されていました。
なお、白いコメは根元から刈って打ち付けて脱穀します。
ところで、棚田(水田))のことは、バリ語で「チャーリ」というそうです。ちなみにインドネシア語では「サワ」。
棚田を見渡せる絶好のロケーションにビリーズ・テラス・カフェがありますが、昼はビュッフェをやっていて、セルフで「ナシチャンプル」を作ることができます。それが下から2番目の写真。この写真の左側に写っているのがカップに入ったデザートですが、これもまたバリライス、紫黒米のプディング「インジン」です。
12年前もここにカフェはありましたが、そのときもバリライスのナシチャンプルを食べた記憶があります。
宿泊していたゲストハウスの朝食にもバリライスが出ました。一番下の写真。
なお日本では、バリライス(在来の紫黒米)に由来する品種が栽培されているようです。
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