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2014/09/06

2014年夏 インドネシア・バリ島の旅 (16) インドネシアの定番メニュー「ナシゴレン」

140906_1(ウブドゥ郊外のレストランのナシゴレン・カンポン)

140906_2(ウブドゥ・カフェワヤンのナシゴレン)

140906_3(ジャティルイのゲストハウスのナシゴレン)

「ナシ・ゴレン」のnasi(ナシ)は、インドネシア・マレー語で「飯」、goreng(ゴレン)は「揚げる」の意味。だからインドネシア・マレーシアの炒飯料理のこと。

インドネシアの「ワルン」と呼ばれる食堂では必ずと言っていいほどある定番メニューのひとつです。

ご飯はインディカ米の長粒米を使いますが、いっしょにいれる具は様々です。ただ豚肉だけは、バリ島以外、イスラム教徒は使いません。

盛りつけは、目玉焼きや、クルプック(エビ味などのタピオカ製揚げせんべい)、生のキュウリなどが添えられるのが一般的です。

豪華なナシゴレンには、アヤムゴレン(フライドチキン)やサテ(焼き鶏)などが付いてくることがあります。そして忘れてならないのは「サンバル」。サンバルとはインドネシアふうの辛いソースのこと。これがピリッとした刺激で、ないと味にしまりがないように感じてしまいます。

写真上は、ウブドゥ郊外の地元民も行くレストランで食べた「ナシゴレン・カンポン」です。 カンポンとは村や田舎といった意味だそうで、昔ながらの伝統的なナシゴレンです。

10世紀ころから中国系の人々がインドネシアの島々の海岸に住むようになり、炒飯が現地化して現在のナシゴレンができたようです。中華系の炒飯よりは味付けが濃い(甘い)のがナシゴレンの特徴です。
 
 
 
 
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