2014年夏 インドネシア・バリ島の旅 (15) ウルワツ寺院のサルとケチャ・ダンス
ウルワツ寺院(Pura Luhur Ulu Watu)は、バリ島の南端、断崖絶壁に建っているヒンズー寺院。
境内に入るとき注意されました。ここはサルが多く、サングラスやカメラを奪い盗られることもあるという。それと女性はとくにイヤリングもはずすようにと。
実際、やんちゃな顔をしたサルがたくさんいます。人が近づいても逃げるようなこともなく、人が逆に迂回して歩く姿に、我ながら苦笑してしまいます。
断崖で、生卵を食べていたサルを発見。
写真を撮ったら歯をむいて威嚇されました。器用に卵の殻を割って黄身だけを食べるんですね。サルが生卵を食べる姿を初めて見ましたが、どうして生卵を持った観光客がいたのか、そっちの方も気になりました。
この寺院で有名なのが、日没時の境内で上演されるケチャ・ダンス。
「ケチャ (kecak) とは、インドネシアのバリ島で行われる男声合唱。または呪術的な踊り(サンヒャン)にともなう舞踏劇。バリ島では、kを発音しないため、現地ではチャと呼ばれている」(Wiki参照)
この日、大雑把に観客数を数えたら1800~2000人いました。すごい迫力です。
ちょうど太陽が沈み、夕焼けの空と海が背景に広がって、しかも三日月も見えてきて、舞台装置としては最高です。そこで演じられるケチャ・ダンスは、周りの観客を含めてまるでひとつの儀式を体験しているような感じでした。
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