使いづらい、だけど美しい 「旧暦棚田ごよみ」 平成二七年(2015年)版PV
平成27年(2015年)版の「旧暦棚田ごよみ」の予約受付始めました。PVが完成したので公開します。
写真・PV制作: 青柳健二
デザイン: 久野大輔
江戸暦画像提供: 旧暦・和のこよみ
ナレーション: 宮本麻美子
挿入歌: 田毎の月よ(ASIAGE)
発行: NPO法人棚田ネットワーク
旧暦は月の満ち欠けの周期を一ヶ月とし、太陽の動きで季節を知る太陰太陽暦です。明治五年まで、約千三百年もの間日本で使われてきた先人の知恵の詰まった暦です。
ただ旧暦は、年ごとに季節の日付が違うし、複雑に閏月を入れて日数の調整をしなければならないなど、言ってみれば、面倒くさい、不効率なものなのです。その点、棚田と似ているかもしれません。
明治政府は近代化のために合理的な新暦を採用しました。でも、どうでしょうか、今の時代、効率が良くて便利なのは当たり前すぎますよね?
ここであえて、面倒な旧暦を使ってみる。使いづらいから逆に意識するようになるし、見えてくるものがあるような気がします。
暦が私たちの生活に影響を与えるのは今も昔もかわりません。使いづらい「旧暦棚田ごよみ」で、より自然を意識し、日々の暮らしの中で季節感を取り戻すきっかけにしていただければうれしく思います。
ご予約は棚田ネットワークのHPで
http://www.tanada.or.jp/tanada_goyomi/
ところで、今回は、テーマ曲(挿入歌)を作りました。『田毎の月よ』です。曲としてはまだ完成していませんが。歌っているのはデフォ子さんです。
ゆうぐれに 家路を急ぐ 返りみれば 田毎の月よ
水鏡 映りし我の 心苦しき きみへの想い
この先、どう続けていくか、まだ考えていません。そのうち1曲として完成させます。
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