2015年の「初夢」は、「イラクの旅で瀕死のヴィーノが助かる」
正月早々やってしまいました。ストーブのタンクから石油をあふれさせイラン製の絨毯を石油まみれにしてしまい、ヴィーノも初めて布団の上でおしっこしてしまい、翌朝は、玄関わきの花瓶を倒して廊下を水浸しにもしました。
こういうとき、「ボタンの掛け違い」ほどでもないのですが、何か微妙なことが以前とは違っていて、自分の行動がそこからちょっとだけずれている感じがします。いつもは何事もない庭で、突然小石に躓くような違和感ですね。その違いが行動をぎこちなくしてしまってトラブルを起こしているんじゃないかなと。
ただ俺はそこに悪い意味だけを感じているわけでもありません。自分の中で何かが変わっているからこそ、以前とは違う行動をするのだろうし、それがいい方向に変わっていったら面白いかなと感じています。
2015年の初夢はイラクを旅する夢でした。「旅」は「人生」の象徴でしょうし、動かなくなった「ヴィーノ」は俺の「こころ」なのかもしれません。ヴィーノは心臓マッサージで復活します。俺の「こころ」も復活する希望のある夢だと解釈しましたが、楽天的過ぎるでしょうか。
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リアカーを引いて、犬(ヴィーノ)連れでイラクを旅をしていた。
「Q」の付く名前の埃っぽい町に到着した。誰かに道を聞こうと、あるビルへ入った。廊下を進んでいくと、階段に突き当たってしまった。これではリアカーは進めない。どうしようと思っていたら、ここでゲストハウスを経営する日本人が現れた。別な通路を教えてくれて、ようやくビルの外へ出ることができた。
この旅も目的地に着いたら終わってしまう。なんとなく名残惜しくなって、もう一度同じルートの一部を歩いてみようかという気になった。
そういえば、ヴィーノがいないと気がついた。どこへ行ったんだ? 向こうから女の人が来てバス停で立ち止まって俺の方に何か叫んだ。俺は悪い予感がして急いで行ってみたら、椅子の上、新聞紙に包まれたヴィーノが横たわっていた。「ヴィーノ! ヴィーノ!」と叫んだ。
ヴィーノの体が椅子から地面に落ちた。俺は急いで心臓マッサージを始めた。ちょっとだけ動いた。助かるだろうと俺は望みを持った。
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