「車中泊公認施設が年内には100か所ぐらいまで増える」のニュース
うれしいニュースです。
キャンピングカー市場が拡大 クルマ旅文化が日本でも定着へ
(nifty NEWS http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/postseven-20150214-303877/1.htm)
記事の中に、「全国の道の駅やオートキャンプ場などと連携した車中泊公認施設(RVパーク)が年内には100か所ぐらいまで増える見通し」とあります。
ヴィーノを連れて日本一週の旅をした数年前から、「車中泊を意識した施設にはビジネスチャンスがある」と言ってきましたが、ようやくその通りになってきたようです。
今までは道の駅も、「休憩」が原則なので、「宿泊」はグレーゾーンといってもよかったのです。でもこれで「公認」なら、大手をふって車中泊を楽しめます。
あとは、その施設で、電気、風呂(シャワー)、ごみの問題が解決できればなおいいですが。車中泊で一番困るのはごみの問題です。だから、ごみ処理代金や充電代金など、多少の料金がかかってもいいです。風呂(シャワー)があったらこれも重宝します。ついでにコインランドリーも。
ちゃんとしたキャンピングカーは、けっこう高価です。でも、「旅をしたい」という思いは、お金持ちの特権ではありません。キャンピングカーがなくても、車中泊の旅はできます。俺たちがその証明です。犬と妻と3人で、1年かけて日本の全都道府県を旅行できたのだから。
狭い車内をうまくベッド・ルームに変えてしまうなどの特殊技能は、さすが日本人だと思います。「ウサギの寝床」だとか「鳥小屋」だとか揶揄されてもひるまない「伝統」を持っている国民なのです、俺たちは。
もちろん余裕のある人は、ちゃんとしたキャンピングカーを購入すればいいと思いますが、ただ、大きい車は、狭い山道は行けないし、駐車スペースに困るということは覚悟しなければならないでしょう。
これを俺は「ヤドカリの矛盾」と言っています。ヤドカリは家が大きいほど快適か?というとそうじゃなく、ようは、その人の旅で何にポイントを置くかで、普通車でやるかキャンピングカーでやるか変わってくるとは思います。
妻と犬連れ3匹の、日本一周車中泊の旅 (87) ヤドカリの矛盾 (2009/08/08)
あとは「やる気」です。それと「群れの法則」を知っていれば。意外にこの「群れの法則」は大切です。とくに長期で旅するのであれば。俺たちも群れの危機が何回かありました。一人旅で、この点は関係ありませんが。
妻と喧嘩になってしまったあとに書いたのは、
「・ ・ ・この車中泊という旅の常識がふたりで共有できるまでにならないと、なかなか喧嘩は収まらないのだった。
そしてもうひとつ、誰がボスになるか、ということも重要だ。つまり、この三頭の群れのボスが決まらないと、群れは安定しないのである。船頭は一人でいい。・ ・ ・」
と、いうことなのです。
もし良かったらそのあたり、『妻と犬連れ日本一周、車中泊の旅』 [Kindle版]を参考になさってください。(結局宣伝か?)
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