今日は、二十四節気「清明(せいめい)」、ご当地七十二候「八頭至(やつがしらきたる)」?
広辞苑で、「清明」とは「清く明らかなこと」? だと思いますよ。いずれにしてもいい意味であることは間違いなさそうですが。
でも、今日はあいにくの小雨。ちょっと「清明」とは違って、肌寒ささえ感じる関東地方です。昨日も「皆既月食」と「桜」の組み合わせを見たくて、夜、外へ出ましたが、雲で月は見えず残念でした。
そして今日は七十二候「玄鳥至(つばめいたる)」でもあります。つばめの写真がないので、ヴィーノと日本一周車中泊の旅で立ち寄った島根県の出雲日御碕灯台で見たヤツガシラの写真を掲載しておきます。
出雲日御碕燈台は、島根半島最西端に位置する日本一の高さを誇る石造洋式灯台で1903年に完成しました。
灯台の写真を撮っていると、バードウォッチャーのおじさんから「めずらしいのがいますよ」といって教えられたのが、ヤツガシラ(八頭、学名Upupa epops)という渡り鳥。頭の毛が逆立って、モヒカン刈りのようになっています。
この日は「4月2日」だったのですが、「清明」の時期にここを通過しているのかもしれません。「八頭至(やつがしらきたる)」ですね。七十二候にこんなのは無いですよ、念のため断っておきますが。
でも、二十四節気も七十二候も、「季節」を具体的な事物で表現したものであって、だから当然地域差も出るし、地域差があるからこそ面白いとも思うので、「ご当地二十四節気」や「ご当地七十二候」があってもいいのではないかと個人的には思っています。
清明の期間の七十二候:
初候: 玄鳥至(つばめいたる) 燕が南からやって来る
次候: 鴻雁北(こうがんかえる) 雁が北へ渡って行く
末候: 虹始見(にじはじめてあらわる) 雨の後に虹が出始める
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