2015年春、東北撮影の旅(03) 秋田県角館市 武家屋敷街
秋田県北秋田市から国道105号線で角館市へ。
途中の阿仁あたりの朝の風景はよかったですね。その日も日中は29度くらいまで上がりましたが、朝はまだ肌寒いくらいで、気持ちがいい。
道路わきにはところどころ雪も残っています。フキノトウがあぜ道に生えていて、いかにも「早春」の棚田がありました。
秋田県の棚田は「日本の棚田百選」にはまったく入っていませんが、それだけに、先入観無しに、美しい棚田を探す楽しみは何物にも変えられません。
先日、「俺にとっての「巡礼」は「探す」ことと同じ意味です」と、東北お遍路結願(ゴール)のときも書きましたが、動物には「探索欲」というのがあるそうで、俺は、この欲が人一倍強いのではないかなと感じています。
山道を抜け、角館に近づくと、広々とした水田地帯を走ります。
角館市の武家屋敷通りは、黒板塀が続いて独特の雰囲気があります。幅11mほどありますが、昔からこの広い通りだったというから驚きます。
殿様は3本の道路を引いて、街造りをしたようです。なんでしょうか、この余裕を持った街造りは。
朝9時に開放している武家屋敷もあったので、いくつか見学して、最後は西宮家に入りました。
蔵の前では、いぶりがっこなどを販売していて、そのなかに寿司があったので買ってたべました。
「昔は、運動会などがあると、作って持って行ったもんですよ」
と、地元のおばさんは言いました。
西宮家を出ると、広場では、ちょうど雅楽の演奏が始まったところでした。しばし雅な演奏に耳を傾けます。
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