ドローンは、のらくらものの武器
(リードが、画面の上のドローンに繋がっていると想像してみてください)
ドローンが欲しいなと思ったら、最近は、いろいろとトラブルばかり報道されて、ドローンが「やっかい物」の方向へと流れているような気がするのは俺だけでしょうか。
インターネットが普及しだしたころもそうでした。危ない面が強調されて、インターネットなんかやっていると、社会に適応できない人間になるだとか、写真なんかアップしたらすべてコピーされてしまうとか。俺が写真家としてホームページを開設したのは早い時期だったので、けっこうほかの写真家からそういう心配をされました。今、そんなことを言う写真家はいなくなったでしょうが。
何でもそうですが、新しいものが出たときは、少し拒否反応から始まるというのは、人間の正常な反応(本能)ではないかなと思います。俺もそうです。(ヴィーノもそうですね。初めて見る虫なんかおっかなびっくりです) そうしておいたほうが、もし身に危険があったら、すばやく危機回避ができるでしょう。
だからマイナス面の報道を批判するわけではありません。ところで浅草の三社祭でドローンを飛ばそうとして15歳の少年が逮捕されましたが、この件は、ドローンに関係はしてますが、別問題と考えていたほうがいいと思います。ドローンを使う前から問題があったわけで。
ということで、ドローンには将来性を感じますが、それと同時に、規制は絶対必要だと思います。ある程度の大きさ以上のものは。バイクみたいなものですね。そうすると免許制かな。
ドローンの使い方は無限に広がっていくでしょう。さしあたり、犬の散歩ドローンなんかはどうですか。自分は家にいて、タブレットで様子を見守りながら、散歩させる。いいんじゃないでしょうか? なんだか犬の散歩をめんどくさがっている飼い主の姿が目に見えるようですが。
ただ一点だけ、マイナスがあるとすると音ですね。そこらじゅうでドローンの羽音を聞くことになってしまったら、うっとうしいかな。静かな環境で楽しみたい風景というのがあります。
先日、東北撮影で立派な枝垂桜がある神社へ行ったとき、おじさんがドローンを飛ばしていて、せっかくの桜鑑賞を羽音でだいなしにされたという苦い経験があります。
あの羽音なんとかならないでしょうか。ちょうど人間(俺だけ?)が不快に感じる周波数に思えるんですが。
そういえば、DRONEという英語を調べたら、オス蜂のことでした。あの羽音は蜂の羽音なんですね。
それと「のらくらもの」という意味もあります。犬の散歩なんか発想するのは、さすが「のらくらもの」らしいとは言えるかもしれません。
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