今日は二十四節気の「夏至」で、七十二候は「乃東枯」
夏至(げし)は、二十四節気の第10番目。一年で最も昼が長い日です。
ヨーロッパを中心に、夏至祭というものが行われるようです。
日差しが貴重なヨーロッパ(とくに北欧)では、よく公園で裸で寝てたりするのを見かけます。日本ではこの時期、紫外線対策やら熱中症対策やらで、むしろ嫌われる日差しの強さかもしれません。
夏至は恋人とめぐり合える「愛の季節」でもあるそうで、ウィキペディアには、こんなことも書いてあります。
「北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子どもが多いという。」(Wiki)
果実もこの時期の太陽光線をいっぱい浴びて、秋には実をつけます。「愛の季節」というのは妙に納得できますね。
そして夏至の初候は「乃東枯(なつかれくさかるる)」ですが、「乃東」というのは、「靫草(ウツボグサ)」のことだそうです。「靫(うつぼ)」というのは、武士が矢を入れて持ち歩いた用具のこと。
別名「夏枯草(カコソウ)」です。夏に花が枯れて黒褐色になるからですが、利尿剤や消炎剤として使われているそうです。
上に掲載の写真がウツボグサですが、近くの公園の「薬草園」の花壇にありました。花の後ろにボケて入っているのが枯れかかっているウツボグサです。
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