大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」が7月26日から開催されます。「人間は自然に内包される」という理念のもと、新潟県妻有地域で開催される芸術祭です。
「越後妻有」とは地図上にある地名ではありませんが、昔から「妻有郷」と呼ばれていた地域、現在は「十日町市」と「津南町」になります。
このあたりは棚田が多く、何度も訪ねているところですが、里山を歩きながら自然のエッセンスを取り出して見せるアート作品で、気に入ったものを発見するのはたのしいですね。
棚田もまた自然をよく観察し、自然を模倣したシステムですが、棚田も現代作家のアートに負けないくらいのアートでもあると思います。それが理念からではなく、日々の生活から生み出されたというのが特にすばらしいところだと思います。「無意識が生み出したアート」とでも言えるかもしれません。
このような芸術祭が里山・棚田が多いこの地で開催される意味は大きいのではないでしょうか。
大地の芸術祭公式HP
会期: 7月 26日(日)~ 9月13日(日)
開催地: 越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町)
主催: 大地の芸術祭実行委員会
「「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。」(大地の芸術祭公式HPより)
にほんブログ村
| 固定リンク
コメント