満月「スーパームーン」も水鏡に映してみる
(直接月にカメラを向けた写真。シャッタースピードは約30秒)
おとといは「中秋の名月」でしたが、満月ではありませんでした。
満月は昨日の月です。
しかも月が地球に近づくので大きく見えるといわれる「スーパームーン」。(通常より30パーセント明るく、14パーセント大きく見えるとのこと by AFP通信) 実際、雲が切れると驚くほど明るく感じました。
世界の一部では、太陽、地球、月が一直線に並ぶ「皆既月食」も見られたらしい。
おとといと同じように水鏡に映して鑑賞してみました。「田毎の月」と同じ鑑賞の仕方です。ただ昨日の夜は風が強く、盆の水が鏡状態になるのは一瞬のことだったので、なかなか撮影はたいへんでしたが。
Wikiの「月見」のページにはこうあります。月見の慣習自体は中国から入ってきたものらしいのですが、
「平安時代頃から貴族などの間で観月の宴や、舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗り、水面に揺れる月を楽しむ)で歌を詠み、宴を催した。また、平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだという。」(Wiki)
どうして直接見なかったのでしょうか。おとといもちょっと書いたのですが、月は「狂気」と結びついていて、見ることを忌むところも多いのです。
日本でも「『竹取物語』には、月を眺めるかぐや姫を嫗が注意する場面があり、月見を忌む思想も同時にあったと推察される。」(Wiki)とあります。
だから直接ではなくて、水に映して間接的に月を見るようになったのではないか、と勝手に想像してしまうのですが。
いや、そもそもなぜ月を見ると「狂気」を招き入れてしまうのか、そこから調べないといけませんね。
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