「キャノンフォトサークル【Canon Photo Circle】」11月号に棚田の写真
「キャノンフォトサークル【Canon Photo Circle】」11月号の特集は、「写真家が写す日本の伝統風景」です。
その中で「棚田」を担当しました。今年9月に撮影した写真の一部です。前半は天気が悪くて(連日の雨で)、どうなることかと心配しましたが、後半は晴れ間も出ました。でも結果的に、天気が悪かったときのほうが、いい写真が多かった気もします。
新潟県柏崎市小村峠、三条市北五百川の棚田、十日町市星峠の棚田など。棚田撮影のテクニック解説や四季の棚田も掲載しています。
キヤノンの公式facebookページでも紹介されています。
https://www.facebook.com/CanonMJ
扉の見開き写真は、長野県飯山市福島新田、そして上に掲載の表紙、虹と稲の写真は新潟県長岡市塩新町付近です。
表紙の写真は俺も気に入っています。
日が暮れかかったころ、虹が見えて「あっ!」と思い、車を停めました。でも、虹は弱々しく、すぐ消えてしまいそうだったので、三脚など出している余裕はないと判断して、手持ちで撮影することにしました。いろいろ考えている暇はありません。農道を走っていって、稲がきれいなところを選び、カメラを持った腕をしゃがんだひざに付けてなるべくぶれないようにしました。
この場合、フレーミングや、多少のぶれは関係ありません。それよりも、この「偶然の出会い」を撮るか撮らないかの勝負なのです。
画面が全体として赤いのは、夕焼け空が広がっていて、その「赤さ」で色付いているからです。
結局、予想通り、虹はすぐに消えてしまいました。車を停めて写真を10枚ほど撮り終わるまで1分とかかっていないと思います。
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