2015年秋の撮影旅(21) 飯山市瑞穂 「修験の里 小菅」
飯山市瑞穂で写真を撮っているとき、近所の人から声をかけられ、
「近くにいいところありますよ」
と聞きました。
「棚田はありますか?」
と、俺はあくまでも棚田にこだわって尋ねましたが、
「福島(福島棚田のこと)ほどの棚田ではないですが、ありますよ」
というので、行ってみることにしました。とにかく自分の目で確かめないことには。それにしても情報はありがたいのですが、なかなか前に進まなくなってしまうのも困りものです。ある意味「嬉しい悲鳴」でもあるわけですが。
そこも住所でいうと「飯山市瑞穂」になるようですが、小菅という集落です。
千曲川の方から上っていくと、立派な木造の仁王門がお出迎え。「修験の里 小菅」とあります。中世には霊場として栄えたところらしい。
奥に進むと真っ赤な屋根のお堂が見えました。そこには「講堂」と看板が立っています。武田信玄の侵略で焼かれたそうで、この建物はそのご修復されたもの。
小菅神社の本殿はさらにその奥にありました。1660年に飯山城主松平忠俱によって改築され、大正12年に大改修されて現在の建物になっています。高い杉の木に囲まれた幽玄な雰囲気は背中がぞくぞくっとします。
もちろん集落の周りには棚田も広がっています。青空をバックに稲の黄色が美しい。
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