2015年秋の撮影旅(26) 宮城県丸森町大張大蔵田石の棚田、沢尻の棚田
宮城県丸森町沢尻の棚田は春も訪ねていますが、今回は彼岸花も咲いて、稲刈り直前です。
今までは、阿武隈川沿いの国道349号線から上がっていったのですが、今回は、北の山側から入りました。道が複雑で迷いそうになりましたが、1kmほど手前で、10数枚ほどの棚田がありました。見ると、あぜが崩れています。常総市の被害が大きかった、あの大雨で崩れてしまったようです。あとで地名を調べたら大張大蔵田石とあったので、「大張大蔵田石の棚田」としておきます。
棚田へ至るルートが違うと、まるで違った棚田に見えるというのも面白いですね。今まで気がつかなかったことにも気がつきました。
彼岸花は最盛期を少し過ぎたようでした。枯れかかった花もありました。
シーンと静まり返った沢尻の棚田の中で写真を撮っていると、若い女性ふたり連れが車でやってきました。どうやってこの棚田のことを知ったのか聞いたら、阿武隈川の川くだりをしたとき船頭さんから棚田があると聞いてきたそうです。一応、宣伝しているんですね。
石垣の棚田は西日本には多いですが、東北には少なく、この沢尻棚田はめずらしい棚田のひとつです。
にほんブログ村
| 固定リンク
« 2015年秋の撮影旅(25) 山形県村山市中沢の棚田、山形市蔵王駒鳴、蔵王山田の棚田、大石田町大浦の棚田 | トップページ | 2015年秋の撮影旅(27) 山形県山形市にある「日本最古の鳥居」 »
コメント