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2015/11/09

ペットボトル・アーティスト ビーグル犬ヴィーノ Plastic Bottle Artist " VINO" 

151109


ヴィーノは今まで新聞、テレビ、雑誌、旅行パンフに写真が載って「モデル犬」を勤め、今度は「ペットボトル・アーティスト (Plastic Bottle Artist)」としてデビューです。

いろいろやらされてたいへんだなぁ、とヴィーノは思っているでしょうか、やっぱり。

子犬のときから、ペットボトルを噛む­のが好きでした。今でも大好きです。噛んでいるとストレス発散できるのではないでしょうか。そして安心もするようです。

おもちゃを買うこともありますが、ダメです。すぐ壊してしまいます。その点ペットボトルは丈夫だし、なにしろ安い。

「オレンジーナ」などは硬くて時間がかかりますが、最近は、「イロハス」など、すぐにくしゃくしゃになる柔らかい素材のペットボトルもあって、作品の幅が広がっています。

あるとき、噛まれて変な形になったペットボトルを見て、「面白いなぁ」と思ったのでした。

美しく作ろうなんて、当然ヴィーノは思ってないわけですが、無心にやった結果として物がアートに­変わることが面白いですね。人の手だって、同じようには作れるかもしれませんが、犬の自由意志で作られたもの、というところがミソです。ヴィーノの「無心の美」なんだと気がついたのでした。

これらの作品にこめられた思いは、ゴミにもなるペットボトルを、アート作品に再生する­ことで、環境問題に一石を投じたい? ふざけているなぁ… いや、半分は本気です。

アート作品は、他人の存在抜きには成立しません。結局作った本人よりも、他人が発見し、意味付けて、評価するものかもしれず、犬であるヴィーノの作品は、まさにその通りなのです。俺(他人)が「美」や「意味」を発見したのです。
 
 
 
 
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