今日11月18日、二十四節気「立冬」の末候「金盞香(きんせんかさく)」
今日は、二十四節気「立冬」の末候「金盞香(きんせんかさく)」です。
七十二候でいう「きんせんか」とはキク科の金盞花(キンセンカ)ではなくて、水仙のこと。
写真は越前水仙畑です。越前水仙とは、越廼村居倉を発祥の地とし、越前海岸に咲く日本水仙の総称で、房総半島、淡路島と共に日本三大群生地として知られ、特に栽培規模では日本一だそうです。
水仙の見ごろは正月ころ。吉祥をあらわす花でもあるそうです。
なお、中国(宣明暦)の七十二候では「野鶏入水為蜃(やけい みずにいり おおはまぐりと なる) 」。「雉が海に入って大蛤になる」という意味だそうですが、これもよくわかりません。
そう言えば「寒露」の次候「菊花開」のときも、中国(宣明暦)では「雀入大水為蛤(すずめ たいすいにいり はまぐりとなる)」というもので、蛤が雀の化身であるという言い伝えが元になっているそうですが、「雀」が「蛤」なら、雀より大きめの「雉」は「大蛤」になる、ということなのでしょうか。
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