11月23日から二十四節気「小雪」、七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
昨日は「新嘗祭」について書きましたが、新嘗祭が行われていた靖国神社ではトイレで爆発音がして、時限発火装置が発見されたようです。どういう意図かはわかりませんが、過去の事件から考えると外国人の犯行なのかもしれません。
ところで、11月23日からは二十四節気「小雪」、七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」でもあります。
「虹を見かけなくなる」などといった意味ですが、冬場は日の光が弱まるので、確かに虹をあまり見ません。虹は「夏」のイメージの方が強いかもしれないですね。
虹の色を日本では「7色」と答えるのが一般的でしょうが、アメリカでは7色と6色に答えが分かれるらしい。メキシコのチャムラ族は3色、リベリアのバッカ語では2色、ジンバブエのショナ語では3色、ドイツ語では5色というふうに、民族(国)によっていろいろです。(『色を探求する』p.82参照)
色はもともとは無段階に変化していくので、「何色」と区切る仕方がこんなにも違うのはどうしてなのか、不思議です。
思考は言語が決めるという説(言語相対性仮説)があります。日本では小さいときから「虹は7色」と教えられるので、虹を見たとき、そこに7色を見てしまうというのです。
これに反論し、言語は文化に影響を受けるというものもあります。簡単に言うと、ある色とある色を区別するのは、何らかの文化的な理由があるから、その色名ができたということでしょうか。
いずれにしても虹の色数は民族によって違うというのは面白いし、逆に言うと、日本人であっても虹を6色であるとか、5色であるとか主張してもいいことになります。実際そう見えるならなおさらです。さすがに2色はないと思いますが。
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