新国立競技場、棚田に見える「木と緑のスタジアム」A案に決定
新国立競技場 、棚田に見える「木と緑のスタジアム」A案に決定しました。
A案は、隈研吾氏らが提案したもので、「広く市民に開かれた木と緑のスタジアム」だそうです。
個人的には柱が72本立つ 、二十四節気 七十二候を表現する「旧暦こよみ」のB案を押していたんですが。
B案の方が「日本らしさに配慮した計画」「環境計画」など5項目ある「デザイン項目」では少し勝っていましたが、「コスト・工期」でA案に差を付けられて負けました。
「確実に安く建設する」ということに重点が置かれた結果なんですね。ザハ案ですったもんだした挙句の再公募なのでしかたないのかもしれません。
こういう負け惜しみ言うかなぁ…
新国立のデザイン案にザハ氏「とても似通っている」
(日刊スポーツ http://www.nikkansports.com/sports/news/1582490.html)
見苦しいですね。デザイン的には優っていたかもしれないですが、品格としては?と自覚したほうがいいと思います。
とにかく、B案には庭園に棚田も予定されていたので、できなくなったのは寂しいですが、ただA案は層になったところに緑が見えて、外観自体が棚田にも見えます。隈氏によると、「棚田」ではなくて「五重塔」だそうですが。「棚田」に見える俺はやっぱり「棚田病」なんでしょう。
A案は木造らしさがよくわかる建築で、日本らしさを表現しているという意味で、結局はどちらでも良かったのかなと思います。
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