【新国立競技場 B案】 現代に復活する巨大な「旧暦の日時計」
新国立競技場のA案、B案ともに甲乙つけがたい案で、どっちがいいか迷ってしまいます。
別に、俺に決定権があるわけではありませんが。
見た目、A案の方が、段々になった階層に緑があって「棚田」に見えます。より自然に溶け込みやすい外観かなと思います。
B案の方は72本の柱が立っていて、旧暦の二十四節気、七十二候を表し、庭園には棚田も作られるということで、こちらも捨てがたいものがあります。
どちらも「自然」を意識した建築ですが、A案はより「森」に、B案はより「季節」に寄ったコンセプトなのではないかなと素人目には感じました。
B案は、トラックを1周すると1年になり、季節ごとに庭園の植物や動物なども変化するようで、現代に復活した巨大な「旧暦の日時計」のようです。
そして、もし冬至と夏至にしか太陽が見えない小窓(穴)なんか、どこかに隠してこっそり作ったりしたら、デザイナーの遊び心に感心するのですが。
時を刻む日時計は、「競技のタイム」を象徴しているようでもあり、なかなかいいですね。
どちらかというと、今のところ俺はB案がいいかな。実際、「旧暦棚田ごよみ」のコンセプト(そんなものあるか?)に近いと思うし。
と、勝手に解釈してスミマセン。B案関係者の皆様。
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