« 風景写真が「パクリ」と言われる条件 | トップページ | 軽減税率のテイクアウト用に使う「エアー紙袋」の、ばかばかしい提案 »

2015/12/17

【新国立競技場 B案】 現代に復活する巨大な「旧暦の日時計」

151217_1(秋田県鹿角市 大湯環状列石)

151217_2(大湯環状列石の日時計状組石)


新国立競技場のA案、B案ともに甲乙つけがたい案で、どっちがいいか迷ってしまいます。

別に、俺に決定権があるわけではありませんが。

見た目、A案の方が、段々になった階層に緑があって「棚田」に見えます。より自然に溶け込みやすい外観かなと思います。

B案の方は72本の柱が立っていて、旧暦の二十四節気、七十二候を表し、庭園には棚田も作られるということで、こちらも捨てがたいものがあります。

どちらも「自然」を意識した建築ですが、A案はより「森」に、B案はより「季節」に寄ったコンセプトなのではないかなと素人目には感じました。

B案は、トラックを1周すると1年になり、季節ごとに庭園の植物や動物なども変化するようで、現代に復活した巨大な「旧暦の日時計」のようです。

そして、もし冬至と夏至にしか太陽が見えない小窓(穴)なんか、どこかに隠してこっそり作ったりしたら、デザイナーの遊び心に感心するのですが。

時を刻む日時計は、「競技のタイム」を象徴しているようでもあり、なかなかいいですね。

どちらかというと、今のところ俺はB案がいいかな。実際、「旧暦棚田ごよみ」のコンセプト(そんなものあるか?)に近いと思うし。

と、勝手に解釈してスミマセン。B案関係者の皆様。
 
 
 
 

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

|

« 風景写真が「パクリ」と言われる条件 | トップページ | 軽減税率のテイクアウト用に使う「エアー紙袋」の、ばかばかしい提案 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 風景写真が「パクリ」と言われる条件 | トップページ | 軽減税率のテイクアウト用に使う「エアー紙袋」の、ばかばかしい提案 »