犬連れ家族旅行(03) 文豪たちが愛した熱海市の起雲閣
1919(大正8)年に別荘として築かれた起雲閣です。もちろんヴィーノたちは車の中で留守番です。
「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸だそうです。行くまで知りませんでしたが。
1947(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。2000(平成12)年、熱海市が取得し、一般公開されるようになったそうです。 (熱海市HP参照)
見どころは多く、ゆっくり周ると1時間以上かかります。
和館「麒麟・大鳳」。
2階の大鳳の間からは庭園が一望できます。池泉回遊式庭園というもので、眺望を楽しむだけではなくて、散策を楽しむこともできます。
洋館は「玉姫」、「玉渓」、「金剛」、和館「孔雀」があります。
他に、ローマ風の浴室もありました。
自分も文豪になった気分に浸り、濡れた木々を眺めながら窓際のソファーに深々と腰を下ろしました。
一瞬「こんな景色を眺めながら暮らしたら、誰だって素晴らしい原稿が書けるだろうに」と思った自分に気が付いて悲しくなりました。凡人再確認です。
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