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2016/02/29

フィギュアスケートの選手に左回りが多いのは、「利き目」が関係?

160229_2(山梨県上野原市 旧甲州街道の「犬目宿」のヴィーノ)


Newtonムック『知能と心の科学』の中に、「両眼視野闘争」というものがありました。

右目と左目で別々のものを見たとき、意識に上るのはどっちか?という意識の問題です。

「闘争」などと、ちょっと穏やかでない名前が付いているのが不思議ですが、「譲り合っている」わけでもなさそうなので、「闘争」でいいのかもしれません。

60cmのところにカップを置いて、そこに焦点を当てて見つめた時、背景がぼけて見えます。そして、左目と右目を交互に手で遮ると、背景の映像が微妙に変わる。それは目が左右に離れているので、カップを見たときも、微妙にずれるのです。そのずれがあるからカップが手前にあり、その奥に壁があるという3次元空間を感じることができます。

それで俺は、左目を隠した時には、背景も変わらないということに気が付きました。つまり、俺は普段右目で見ている方を優先しているらしいのです。

そこで思いついたのですが、手に「利き手」があるように、目にも「利き目」というものがあるのだろうか?という疑問がわきました。

それで調べたら、やっぱり「利き目」というのがあるんですね。どちらの目を優先しているか。

そして興味深い話を見つけました。スポーツ選手は利き目を意識しているらしいということを。

「フィギュアスケートでは、利き目側に回転するとよいそうです。」(NIDEK CO., LTD.利き目はどちら?参照)

浅田真央選手、村上佳菜子選手、羽生結弦選手、宇野昌磨選手などはジャンプ・スピンともに左回りです。キム・ヨナ選手も左回りでした。

そういえば、右回りの選手は少ないらしく、ジャンプ・スピンが逆回りだと違和感を覚えるほどです。カロリーナ・コストナー選手とか。彼女のジャンプ・スピンは右回りです。左回転の選手たちが多いのはなぜなのか、本当に利き目が関係しているのでしょうか。

だんだん変な方向に行ってますね。目の話が、いつのまにか、フィギュアの話になってきました。

選手たちの利きが目どっちなのかはわからないので、「フィギュアスケートでは、利き目側に回転するとよいそうです。」の真偽はわかりません。利き目だけで決まっているとも思えないし。むしろ利き手とか、心臓の位置とか、子供の時からの癖、慣れとか、そんなふうにも思います。

一般的な話として、利き目は利き手と同じく、右の人が多いそうで、それは言語発達に伴って左脳も発達したからという理由もつけられていますが、本当のところどうなんでしょうか。
 
 
 
 
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