和風喫茶&ギャラリー楽風で「福井昭夫絵画展」の搬入
埼玉県浦和の和風喫茶&ギャラリー楽風(らふ)へ久しぶりで行ってきました。
前回俺が写真展『秩父桃源』を開いたのは震災前の2009年なので、ずいぶん経ちます。
今回は『福井昭夫絵画展』の搬入と飾りつけを手伝いました。明日からギャラリーで見ることができます。福井は、毎日会場に詰めるそうです。
楽風の敷地には樹齢80年ほどのりっぱな桜の木があり、2階の畳敷きのギャラリーからも桜が見えます。
植物を描いていますが、絵は奥行きも感じるのですが、それよりも、まるで浮世絵のような平面的な色彩構成もあって、「空間」よりも「瞬間」を感じました。その「瞬間」でなければダメという風景。
気になるのです。これはいったい「いつ」の風景なのかと。林の絵では、夜のようでもあるのに、木の影が描いてあるから日中なのだろうか?とか。ハスの葉が光っているので昼なのだろうけど、下に見える水面を見ると夜のようでもあるとか。
不思議な風景です。平面的だからよけいに時間の圧縮みたいなものを感じるのかもしれませんが。
それで福井に聞いてみました。すると「時間というか、時刻は気にしている」とのこと。前回は街並とか、建物の風景だったので、より「空間」に目が行ったのかもしれないですね。
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