石巻市&女川町の取材旅(02) 「女川温泉ゆぽっぽ」と「石巻日日新聞」
宮城県女川町は、JR女川駅を中心に公共施設や商業・観光施設などをコンパクトに集めた市街地に生まれ変わろうとしています。
震災後、石巻線が全線再開し、駅と温泉施設が合築された「女川温泉ゆぽっぽ」がオープンしたのは1年前。2階に浴槽があります。
1階の土産物売り場のホールに、東日本大震災直後の3月14日、避難所に張り出された「石巻日日新聞」の現物が展示されています。
新聞社の社屋も津波で被害に遭い、輪転機なども壊れました。社員たちは「電気はなくても、紙とペンがある」と決意し、自分たちの家族の安否もわからない中、6日間作り続けたという。
世界で大きな反響のあった壁新聞ですが、アメリカ・ワシントン報道博物館「ニュージアム」に永久保存されているそうです。日本でもテレビドラマになりました。新聞の原点を見るようです。
駅前には海へと続く広いプロムナードが延びています。その両側には「シーパルピア女川」という商店街ができています。
昼食は編集者といっしょに、この真新しい商店街の一軒「きらら女川」で、メンチカツ定食を頼みました。地元の人たちで混んでいて、人気のメニューのようです。

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