今日、日本では部分日食
日本では今朝、部分日食だったようです。天気が悪かったのでまったくわかりませんでしたが。
インドネシアから太平洋にかけては皆既日食だったようです。
前回2012年5月21日のときの「食」は金環日食で、次に起きる「食」は19年1月6日の部分日食だそうです。
2012年のときは、けっこう盛り上がり、俺もヴィーノがどんな「異常」行動を起こすのかと観察しましたが、日ごろ異常だと、異常がわからないんだなということがわかっただけでした。
昔は、「日食」、「月食」の日時を外すと、権威の失墜や、民心が乱れるということもあり、たいへんなことだったようです。
映画『天地明察』で、中国・元の「授時暦」が優れていることを知った渋川春海は幕府に採用を提案しましたが、延宝3年(1675)5月の日食をはずしてしまいました。でも、その後「授時暦」を改良した「大和暦」を作り、それが貞享元年に「貞享暦」として採用されたという経緯がありました。
今は天文観測も進んで「食」の日時は正確に予想できるようになったし、科学的知識が増えて、「食」を特別怖れたりすることはなくなったようです。
でも、わかりませんよ。人間が知らないうちに、何か「食」から影響を受けているかもしれません。
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