【犬狼物語 其の十七】 千葉県銚子市 義経伝説の「犬岩」
「犬」のつく地名で犬吠埼を訪ね、ここが義経伝説と関係あるという話は昨日も触れましたが、灯台から車で数分のところにある「犬岩」という名前の岩も同じ義経伝説を由来としています。
銚子ジオパークのHPによると、
「犬岩は、義経一行が奥州へ落ち延びて行く折、海岸に残された愛犬の若丸が主君を慕って七日七晩鳴き続け、八日目に犬の形をした大岩が現れ、地域の人々がこの巨岩を“犬岩”と名付けたといわれています。」
とのことです。
犬岩は、千葉県で一番古い「愛宕山層群」の一部だそうで、地殻変動と、風雨、波の浸食作用で作られた奇跡の奇石だそうです。
両耳が立ったような姿がまさに「犬」で、お座りして海を眺めているように見えるのですが、この両耳の部分にも断層があって、いつずれてしまうかわからないようです。「奇跡の奇石」と言われるわけです。
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