フランス人建築家、ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館、世界文化遺産確実か
(ヨース・ファン・クレーフェの「三連祭壇画:キリスト磔刑」)
中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画が展示されている上野の国立西洋美術館へ行った話は、以前こちらに書いています。
国立西洋美術館は、近代建築の巨匠、フランス人建築家、ル・コルビュジエが設計したもので、そのとき、フランスなど6か国と共同で世界文化遺産に推薦しているというのが、ニュースになっていました。
そしてそれが現実になりそうです。
ル・コルビュジエの世界文化遺産に登録される計17件は、日本、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、アルゼンチン、インドにまたがっています。そんな登録の仕方もあるんですね。
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産も23あり、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡の8県11市にまたがっています。旅する立場で言うと、これも大変だなぁと思っていましたが、今回は世界中に点在しているので、これを全部見てまわるのはもっと大変です。
評価されたのは「世界に近代建築運動を広めた」点、国立西洋美術館については「世界遺産登録を強く支持するなど地元の積極的な参画が認められる」点とのことです。
国立西洋美術館の建物より、建物前に展示してあるロダンの彫刻の方に興味がいってしまうのは、建築のことはわからない素人だからでしょうか。
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