沖縄県「やんばる国立公園」指定決定のニュース
「やんばる国立公園、指定決定…絶滅危惧種が生息」
(Nifty NEWS http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/yomiuri-20160620-50125/1.htm参照)
対象地域は、国頭村、大宜味村、東村の3村にまたがる地域で、国内最大級の亜熱帯照葉樹林の中に「ヤンバルクイナ」や「ノグチゲラ」などの絶滅危惧種が生息しているそうです。
島の最北端、辺戸岬も国立公園の範囲に含まれています。断崖絶壁から見る海岸線は雄大な風景です。
でも、この辺りには米軍の北部訓練場があります。
東村を走っていると訓練場ではヘリコプターの離着陸訓練が何度も行われていて、あるゲートには、高江地区の住民が、ヘリパッド建設反対で座り込みをやっているテントもありました。
今回指定された「やんばる国立公園」の範囲は、この北部訓練場は含まれず、訓練場の西側に位置しています。訓練場の境界が国立公園に指定された地域の境界になっているようです。
「ヤンバルクイナ」や「ノグチゲラ」が訓練場の中にはいないのでしょうか。行き来しますよね。
いつのことかわかりませんが、北部訓練場が返還されたら指定範囲を広げるらしい。逆に言えば、訓練場でなかったら、そこも最初から指定範囲になっていたということです。
国立公園化は、ユネスコの世界自然遺産への登録を目指しているようなのですが、そうすると、素朴な疑問がわいてきます。(元)軍事訓練場が世界自然遺産になるものなのかどうか。
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