2016年初夏の撮影旅(07) 山形県高畠町 歴史公園&安久津八幡神社・三重の塔
山形市での講演「旧暦のリズムで棚田を味わう」の仕事も無事に終わり、岩手県に来たところです。
これは講演会前日の話になります。(ブログはもうリアルタイムではなくなっています)
山形県高畠町、安久津八幡神社の三重の塔は寛政9年(1797年)に再建されたもので、初建は寛永2年(1625年)といわれているそうです。
周りには水田があり、今は三重の塔が田んぼに映る初夏の風景です。
鳥居の横には大きな石柱が参道に平行に置いてあります。「じじばば石」というものです。
ここから十数キロはなれた場所から運ばれてきたらしい。古い鳥居の柱にも見えるので、鳥居のために運ばれたのかも、と思ったら、昔、老夫婦が鳥居を奉納しようとしたら、鬼に邪魔されたので、そのままにしたといわれる石なのだそうです。だから「じじばば石」なんですね。
山形市には日本最古の神社があって、その鳥居の石柱の雰囲気がそっくりだったのです。荒々しいけど、神々しさも感じる、鳥居にふさわしい石柱ではないでしょうか。
あたりは安久津古墳群が点在していて、歴史公園として整備されています。縄文時代の竪穴式住居も復元されています。
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