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2016/07/22

2016年7月23日(土)、山形県高畠町 犬の宮・猫の宮でペット供養祭

160722_0(犬の宮 二の鳥居)

160601_3(犬の宮 左側の犬の狛犬)

160601_4(犬の宮 右側の犬の狛犬)

160722_3(犬の宮 亡くなった愛犬の写真やリードが奉納されている)

160722_1(高安犬の碑)

160722_2(高安犬の碑文)

160601_6(猫の宮)


2016年7月23日(土)には、山形県高畠町 犬の宮・猫の宮でペット供養祭が行われます。全国のペットを供養するそうですが、供養の希望者は予約が必要なようです。

犬の宮・猫の宮についての由来については、

【犬の宮】
和銅年間(708~711)のころ、都の役人になりすまして村人から年貢を取り立てていた古狸がいた。二匹の犬によって倒されるが、犬も死んでしまう。「村の大難を救ったこの犬を村の鎮守とせよ」という座頭のお告げにより、崇め祀ったものが犬の宮の由来とされている。

【猫の宮】
延暦年間(782~806)のころ、犬に退治された古狸の怨念が大蛇になってあらわれた。観音様の化身である猫はその大蛇を倒したが、自身も死んでしまう。猫を飼っていた夫婦は猫をねんごろに葬り、観音堂を建て供養を行った。

階段を上りきると、左右に犬の狛犬が鎮座しています。これが伝説で村の大難を救った、甲斐の国から借りてきた二匹の犬、三毛犬と四毛犬だそうです。

社には、亡くなった犬の写真や、使っていたリード、おもちゃなどが奉納されています。飼い主にみんな愛された犬だったんだなぁとわかります。

ここは直木賞受賞作の戸川幸夫著『高安犬物語』の舞台になったところでもあり、犬の宮に上る手前に高安犬の碑があります。

この地に生息した高安犬(こうやすいぬ)というのは、強い耐久力と激しい闘魂を持つ優秀な狩猟犬(またぎいぬ)として有名だそうです。

猫の宮は、犬の宮から70mほど離れた杜にありました。
 
 
 
 
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