尖閣沖・魚釣島沖の領海、中国公船が侵入のニュース
最近は、尖閣沖・魚釣島沖の領海に中国公船が侵入するニュースが多いですね。
少しづつ少しづつ、じわりじわりと日本に近づいて来る中国公船の不気味さを感じます。
南シナ海での中国の海洋進出を巡って、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は中国が主権を主張する独自の境界線「九段線」に国際法上の根拠がないと認定したこでメンツを失った中国。今度は尖閣諸島周辺で活動を活発化するのでしょうか。
宗谷のタロ、ジロの話は先日書きましたが、宗谷の隣に船の科学館別館があって、そこには「にっぽんの海」の紹介コーナーがあります。尖閣諸島や竹島の地図やジオラマが展示してあります。
たまたまなのか、いつもなのか(休日だったからか)、見学者の半分以上が中国人だったので、宗谷の操舵室で子供に舵を握らせてスマホで写真を撮っていた家族に話しかけました。
「旅行ですか?」
あまり日本語はできませんでした。それで中国語で、
「どうしてこちらに見学に来たんですか? ここはそんなに有名な観光地ではないと思うので」
と言うと、
「日本で働いていて、このあたりに来たので覗いてみました」
とのこと。それほど目的があって来たというのではなく、たまたまらしいのですが、「何だろう?」と思うくらい数が多いのです。じゃなければ俺もわざわざ聞いてみたりしませんでした。
どうも、日本で働いて住んでいる中国人家族らしいのですが、ゆりかもめの車内でも、同じ様な年代の中国人家族が、子供を連れて乗り込んできました。もしかしたら、休日にはこのあたりに遊びに来て、情報交換するのが流行っているのかもしれません。
ただ中国人たちは、この尖閣諸島の展示物にはまったく関心を示していないようでした。尖閣問題はどうでもいいというのが日本に住んでいる中国人たちの本音でしょう。
問題が大きくなって「中国人排斥運動」など起こったら最悪だと思っているでしょうし。いや、その前に中国でまた「反日運動」が起こるでしょうが。
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