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2016/09/24

2016年秋の撮影旅(08) 【犬狼物語 其の四十七】 三重県津市 近鉄・久居駅前の上野英三郎博士とハチ公像

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三重県津市の久居駅前,にハチ公像があります。いや、ここでは「ハチ公像」というより「上野英三郎博士像」がメインなのです。なぜここにあるかというと、長野博士の出身地だからです。

平成24年10月20日、除幕式が行われました。

像の台座にある上野英三郎博士と八の銅像を建てる会の碑文によると、

「上野英三郎は、明治4(1872)年、現津市元町に生まれた農学博士です。明治から大正期に日本農業の基盤となる水田の耕地整理を指導し大学はもとより全国各地で数多くの技術者を育成した農業土木分野の先駆け者でした。東京帝国大学で教鞭をとった博士は54歳の若さで亡くなりました。博士の飼い犬「ハチ・秋田犬」との生活は1年5か月と短い間でしたが、人としての愛を注ぐことにより動物との「絆」が生まれました。(以下略)」

そして忠犬ハチの物語はすでに知られている通りです。

上野博士は、棚田にも関わりがあった人物だったのですね。縁を感じます。

ハチ公が有名になったので上野博士も有名になった感じもしますが、もともと日本近代農業では大きな業績をあげた人物で、ここに博士の銅像が立つのはあたりまえかなと思います。それにハチ公まで付いているとなれば、地元の人にとっては誇らしいのではないでしょうか。

東京大学農学部にあるハチ公と上野博士の像の、ハチ公の大きさ(割合)を比べると、久居の像は、ハチ公が小さく表現されているようです。秋田犬にしてはじゃっかん小ぶりな感じかなと。ケチをつけるつもりはありませんが、つまり、久居の像は上野博士が強調されているためだろうと思いました。

像があるところは、久居駅の東口です。緑の風公園になっていますが、その入口の目立つところにあります。夕方だったので帰りがけの学生が公園でスマホを見てたりしました。
 
 
 
 
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