2016年秋の撮影旅(23) 岐阜県揖斐川町 茶畑マチュピチュ 美濃市 美濃橋
長浜から今度は東に進みます。
四国、九州で台風に直撃されたことも影響し、時間的余裕がなくなってきたので、自宅には帰らずに、岐阜から長野、新潟、山形、岩手へと向かいたいと思います。
来週土曜から始まる岩手県野田村での「東北お遍路写真コンテスト受賞作品展」のためと、写真セミナーをやるためです。
滋賀県から岐阜県に入り、ニュースで知った「茶畑マチュピチュ」を訪ねてみました。
揖斐川町春日六合上ヶ流地区にあります。はっきりいって道はわかりにくいです。案内板が出ているわけではありません。
でも、それだけ「新しい観光地」としての魅力があります。俺が好きな「荒々しさ」です。展望台までの道もちゃんと整備されているわけではなく、作ったばかりという印象で、危ないところもあり、でもそれがとても初々しく新鮮です。
どうしてこんなところにこんな大きな茶畑が?と思えるほど、下の県道の雰囲気からは想像もできないのですが、今年、朝日新聞で大きく取り上げられたことで人気に火が付き、ゴールデンウィークは大混雑だったそうです。1日500人も訪れたとのことです。あの茶畑に500人というのは驚きです。もちろん駐車スペースが十分にあるところでもありません。
お茶を売っていたので買いました。「この風景とセットで理想的な販売方法ですね」と言いました。やっぱりその場に行かなければ味わえない空気があります。その空気を吸って、こんなすばらしい風景を見たら、茶も買いたくなるってもんですよ。
マチュピチュから、美濃市の日本最古の近代つり橋「美濃橋」を見に行きました。
美しいつり橋です。大正5年に造られました。
かなり老朽化しています。なので「通行につきましては20人以下に制限させていただきます」と注意書きがあるくらいです。誰も観光客は気にしてはいませんが。
30人ほどが乗った時は揺れました。こういうとき必ずいるおバカさんが、わざと橋を揺らすわけですよ。
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