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2016/10/20

2016年秋の撮影旅(31) 北秋田市 阿仁の「戸鳥内の棚田」とマタギ資料館、田沢湖の紅葉

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北秋田市の阿仁はマタギの里です。犬とマタギは切り離せない間柄なので、資料館を訪ねました。近くには「戸鳥内の棚田」もあります。

棚田はすべて収穫済で、田んぼには切り株だけですが、天気が良かったこともあって、周りの山々の紅葉は美しかった。

資料館には、マタギの元祖の話が解説されていましたが、ここで「万事万三郎」の名前を見たのは俺にとっては懐かしい。

表記が違いますが、マタギの元祖として『磐司盤三郎」の名前を知ったのは、山形県の山寺に磐司盤三郎の愛犬マリの墓を探しに行ったことがあったからです。

詳しくは、こちらでどうぞ。

【犬狼物語 其の二十六】 山形県山形市 山寺 磐司盤三郎の愛犬マリの墓

弓の達人であった万事万三郎は当時の天皇から赤木明神(実は大蛇)を征伐した褒美として、御朱印(許可証)をもらい受け、日本全国どの山でも狩りをすることが認められたのです。

資料館には、マタギの由来と権利を記した巻物が展示されていました。「山立根本之巻」という巻物です。これを持っていれば、藩を越えても山で猟ができました。

巻物を忘れてしまったために罰せられた主人の飼い犬のシロを祀ったのが、先日大館市で訪ねた老犬神社でした。

資料館は貴重なものがたくさんあって良かったのですが、熊狩りにはぜったい必要な伴侶である犬に関しての解説がなかったのは、ちょっと残念です。
 
 
 
 
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