2016年秋の撮影旅(14) 熊本県宇城市 三角西港
三角西港は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の一要素です。10年以上前、この港を通過した時、周りを複数の三角形の山に囲まれた独特の雰囲気に、いつかはまた来てみたいと思っていたところでした。
それが世界遺産に登録されたというので、今回、寄ってみたのでしたが、ちょっと思い込んでいたイメージとは違った感じが。
ずいぶん整備されたなぁというのが第一印象です。それが悪いことではないかもしれませんが、野性味が好きな俺からすると、ちょっと物足りません。
ただきれいなことはきれいですよ。
(アイスクリームの旗と自動販売機はいるんでしょうか? ここに限ったことではありませんが)
宇城市から北上し、佐賀市を目指している途中、まっすぐで走りやすい道があり、こういうところでスピード違反の取り締まりしているんだよなぁと思って、安全運転していたつもりなのに、警官が道路上に現れ、棒を振って俺を側道に誘導。
「そんな馬鹿な」
警官が車を停めます。
と、思ったら、雰囲気が違います。笑顔です。スピード違反の取り締まりではなく、今日は「交通事故死者〇を目指す日」らしく、大勢の人たちに迎えられ、地元の偉いさんから、
「交通事故も、ナシで」
と、言って地元の特産品の「梨」をプレゼントされました。カメラマンからは写真を撮られ、夕刊にでも載るのかな。ヴィーノは相変わらず吠えたてます。
「元気なワンちゃんですね」
と言われましたが、そうじゃない、怪しい人に吠えるだけです、と思いましたが、梨をもらったので声には出しませんでした。
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