2016年秋の撮影旅(18) 長崎県 平戸の街 福岡県 裂田の溝
生月島の道の駅に泊まり、翌朝平戸の街に戻りました。
港に迫る斜面にカトリック平戸ザビエル記念教会と光明寺、瑞雲寺が建っていますが、それを両方望める場所が、「寺院と教会の見える風景」として観光ポイントになっています。和と洋の融合風景です。
この場所自体がお寺の壁に沿った石畳の道で良かったですね。
平戸城にも上ってみましたが、天守閣から見る平戸の港は美しい。平戸オランダ商館もよく見えました。
オランダ東インド会社によって設けられた貿易の拠点になったオランダ商館。平戸には1609年に設置され、のちに長崎に移転されました。
夕方は、福岡県の那珂川町山田の日本最古の農業用水路「裂田の溝(さくたのうなで)」を見に行きました。
雷によって割けたという岩も残っているそうで(どれだかわかりませんでしたが)、裂田神社という神社が祀られています。雷に撃たれた田んぼの稲は良く育つと言われていたという話は、前にも書いたような気がしますが、それと関係あるのかもしれません。
所々整備されて遊歩道も付いていますが、どちらかというと、生活に密着したような、民家の脇を流れる用水路が風情があっていいです。
民家の庭から用水路に降りられる石の階段などもあって、ここで洗い物したり、洗濯したりしていたんだろうなと想像させます。
中国雲南省の麗江を思い出しました。
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