2016年秋の撮影旅(27) 久慈港の(ほぼ)満月の出
昨日は、旧暦九月十五日でしたが、満月ではなく、今日が満月ですが、ちょうど久慈港で月の出を見ました。時間とともに雰囲気が変わっていきます。
灯台や漁船の行き来があって、良い条件だったと思います。
『叫び』で有名なエドヴァルド・ムンクが描いた「月柱」も見ることができました。
ムンクの作品に『海辺の出会い』、『声/夏の夜』、『生命のダンス』という絵がありますが、共通しているのが、「月柱」といわれる、水面に月が映った光が柱になっているように描かれているものです。
「月」は明らかに「女性」のイメージで、柱はそれに寄り添う形を取っていて、ムンクの性的葛藤のイメージとも解釈されているようです。
それはともかく、「月柱」のイメージは「写真的」なのです。カメラのテクニックでいえば「長時間露光」。水面が波立っていて、しかもある程度の時間が経つと「柱」の形に映るのです。
ムンクは「写真」を意識していたのでは?と思わせる部分です。
昨日の写真も、20秒ほど開けると、「月柱」のようになりました。
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コメント
小田秀俊さま
コメント、そして昨日のセミナーへの参加、ありがとうございます。
何かお役にたったらよかったのですが。あまりにも初心者向けすぎて退屈だったのではないでしょうか。
ところで、セミナーでも話して今晩も久慈港に行くと宣言していたのですが、結局、昨日の満月は、野田村の宿泊先だった「えぼし荘」の部屋から撮影することになって、久慈港には行きませんでした。
小田さんは行かれたのでしょうか。ちょっと雲があって、条件的にはどうかという感じでした。おぼろ月もまた趣はありましたが。
投稿: あおやぎ | 2016/10/17 09:01
初めまして 今日の写真教室でお世話になりました。
ありがとうございます。
私は久慈市のあーとびる麦生(土日のみ開館)という美術館に日曜日ボランティアに行ってます。
アートと写真が大好きです ブログで勝手にこちらのアドレス紹介させて頂きましたがよろしかったでしょか(^-^;
投稿: 小田秀俊 | 2016/10/16 22:57