【犬狼物語 其の百二】 神奈川県横須賀市 衣笠山公園の忠犬タマ公の碑
昭和初期、雪崩で遭難した飼い主を2度も救ったことから忠犬として有名になったタマ公の像は、新潟市、五泉市などに数基設置されています。
五泉市の村松公園にはタマ公のブロンズ像の隣に、「内閣総理大臣 小泉純一郎書」と「忠犬タマ公の像」の文字が刻まれた碑も立っています。
どうしてここに横須賀出身の小泉元総理の揮毫した碑があるのかと思ったら、小泉家とタマ公には関係があったのです。
横須賀市の衣笠山公園に「忠犬タマ公之碑」が建っています。
当時横須賀市に住んでいた新潟県出身の退役将兵が、タマ公の話に感動し、昭和11年、衣笠山の登山道にこの石碑を建立したそうです。碑の題字は、横須賀市長だった小泉又次郎氏が揮毫しました。小泉元総理のおじいさんですね。
タマ公がとりもつ縁で、横須賀市と五泉市の交流ができて、平成15年、村松公園に小泉元総理の揮毫した碑が建立された、というわけでした。
忠犬タマ公は小泉家と代々関係があったというのは驚きですが、小泉進次郎議員もブログでタマ公のことを書いています。
今年、長年の交流の証として五泉市からタマ公の銅像が寄贈されることが決まり、来年3月、衣笠山公園で開かれる忠犬タマ公慰霊祭でお披露目される予定だそうです。
日本の犬像がこれで1基増えそうです。
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