クアラルンプールで金正男さんは本当に「暗殺」されたのか
まるで朝鮮王朝の韓流ドラマを見ているような気がしてきます。今の時代、こんなことがまだあるのかと。
金正男さんが暗殺されたそうです。でも、ちょっと不思議なんですが、こうは考えないのでしょうか?
たとえば、正男さんは、北朝鮮からの資金を絶たれているらしく(だからLCCを利用していたんだろうし)、生活のために危ないビジネスに手を出していたかもしれません。そのトラブルで消されたということはないんだろうか?と。
マスコミも、専門家もすべて「北朝鮮の暗殺」というシナリオに沿って推理しています。その物語の方が、関係者にとってはメリットがあるからそうなんでしょうが。
真相はまだわかりません。「北朝鮮の暗殺に違いない」という眼鏡をかけて見ると、見誤ってしまうこともあるかもしれません。
もし本当に「北朝鮮の暗殺」だとすると、今度は彼の息子が危ないそうです。次のターゲットは彼ではないのかと。息子は過去メディアでも、金正恩を独裁者と呼ぶなど、かなり政権には批判的で、その心配は当然なのでしょう。
正男さんが殺されたのが、クアラルンプールLCCターミナル、セルフチェックインカウンター前でした。「あそこか」という驚きもあるし、「あそこなら」という納得できる場所でもあります。
Arr Asiaを使うようになって、時々使うようになったターミナルです。映像を見るたびに、現場の感覚がよみがえります。ざわざわした雰囲気の中、わずか5秒で終わった殺しを誰も気が付かなかったとしても不思議ではないと思います。
前も書きましたが、けっこうマレーシアというのはブラックな雰囲気があるんですよね。
| 固定リンク
コメント