【犬狼物語 其の百十六】 東京都新宿区 稲荷鬼王神社の犬像
新宿区歌舞伎町に鎮座する稲荷鬼王(いなりきおう)神社へ寄ってみました。東新宿の駅を出てすぐ、中国人からも大評判(反対の意味で)のアパホテルの近くにあります。
境内には1対の狛犬が鎮座していますが、不思議な姿です。こういう姿の狛犬を見たことがありません。オオカミ像らしいのですが。前足の後ろ側にひらひらが付いていて、翼のようにも見えます。まさか「羽犬」ではないでしょうが。
ガラス張りの近代的ビルを背景に鎮座する犬像は造形的にもすばらしいですね。『犬狼物語 パート2』ではぜひ載せたい犬像です。
なお、この神社では湿疹・腫物その他病気平癒に御利益がある「撫で守り」を授与しています。また、鬼を春の神とみなして、節分の豆まきでは、「福は内、鬼は内」と唱えるそうです。
表通りに面して、新宿区指定有形文化財の「石造の水鉢」があります。しゃがんだ鬼の頭に、大きな手水鉢を乗せた姿をしています。これも見どころ。
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