東日本大震災から6年の「3.11」
もう震災から6年です。長いようでもあり、短いようでもあります。
まだ避難生活を強いられている人もいるし、避難先では、福島から来たということでイジメを受けている子供たちもいます。子どもがそうやってイジメているということは、そのままその子の親ががそう思っているということなんでしょう。
「福島産」の食材には抵抗がある人たち。これも難しい問題です。たとえば、福島産のコメは2012年から、全量全袋検査しているので、他の産地のコメよりも安全かもしれないのに、安心ではない、という心理。
科学ではなく、気持ちの問題なので、当人がそう思わない限り、どうしようもないし。「福島産を食べるべきだ」と強制するわけにもいかないし。現場からの距離と、関心は反比例するのは、何も原発の問題だけじゃないですが。
時間が解決するんでしょうか。でもつくづく、原発事故は、不可逆性を思い知らされます。いったん事故が起こったら、もう元には戻らない。被災者の怒りをどこへ持っていけばいいのか。この物理的、心理的被害をどうしてくれるんでしょうか。
ところで、去年は「東北お遍路写真コンテスト」と、その受賞作品を展示する「東北お遍路写真展」開催を手伝いました。
今年は写真コンテストの応募写真を、「被災4県の写真」から「東北お遍路の写真」に変更する(絞る)予定で、じゃっかん募集要項が変わってくると思います。
東北被災地に対する関心をなんとか繋ぎとめようという策でもありますが。
募集が始まったら、去年同様、当ブログでもお知らせします。去年よりも早いタイミングで募集を始める予定です。
また、毎年恒例の「東北の咲う桜 【岩手・宮城・福島】 被災地の桜を見に行って、東北を応援します」のページを再開します。
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