太鼓アイランド20周年記念『打っ手歓暦2017』公演
太皷打ち、富田和明さんが主宰する太鼓アイランド20周年記念『打っ手歓暦2017』公演が昨日行われました。
会場は、東京都江東区のパルシティ江東レクホール。一段高くなった舞台ではなく、お客さんと同じ床での演奏なので、より親近感がわき、とても暖かい雰囲気の公演となりました。
富田さんの思いがこちらのブログ「打っ手歓暦2017終わりました!」に書いてあります。
富田さんも歓暦(還暦)を迎えました。と、思ったら、なんと、これから『浜から島へ~富田歓暦歩き打ち2017』と銘打って、東京から自身の故郷、淡路島まで約635kmを歩くそうです。
富田さんは18歳の時、1975年4月、淡路島から横浜に上京してきましたが、太皷芸能生活40周年を記念して、その路を辿って還る、歩き打ちです。
5月21日には、成田山深川不動堂で、朝9時からの護摩祈祷を受けたあとに出発します。
深川不動堂(地下鉄 門前仲町駅から徒歩5分)は、富田さんが長くお世話になっているお寺で、1日5回お護摩祈祷のときに打ち鳴らされる太鼓と読経は圧巻だそうです。時間のある方は、お見送りしたらいかがでしょうか。
そして静岡、名古屋、京都、明石を経由して、6月18日には、淡路島洲本市市民交流センター『ビバホール』で、淡路打ち上げコンサートが行われます。
自分の二本の足で、大地を打ちながらの歩きだそうで、大地はどんな響きかたで富田さんに答えてくれるのでしょうか。
以前、俺も旅は、白いキャンバスの上に軌跡を描く絵画(アート)のような感覚だと書きましたが、富田さんの場合、絵画という視覚芸術というよりは、二本の足で大地を響かせる音の芸術作品と言ってもいいかもしれません。そこはやはり長年太鼓打ちとして生きてきた富田さんの真骨頂といっていいのだと思います。
それにしても、このバイタリティには頭が下がる思いです。
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コメント
まさこんさん
太鼓アイランドのみなさんに喜んでもらえるのが一番です。写真を撮らせてもらったかいがあります。
今後ともよろしくおねがいいたします。
投稿: あおやぎ | 2017/05/05 09:33
青柳様
いつも素晴らしい写真を撮っていただき、ありがとうございます。
太鼓アイランドの島民の一人として心から御礼申し上げます。
投稿: まさこん | 2017/05/04 16:22
目がカメラになる時代が、もうすぐ来るのではないでしょうか。
そしたら、歩き旅をやってみたいですね。
投稿: あおやぎ | 2017/05/03 16:56
そうです、そこが悩みの種でもあります。
僕も写真が好きなので、小型カメラをいつも手に歩いていますが、
去年眉山で足を滑らせた時もカメラをかばって、逆に手首で岩石に直撃して骨折しました。
なかなか芭蕉のようにはなれません。
投稿: すててこどんどん | 2017/05/03 04:49
すててこどんどんさん
『浜から島へ~富田歓暦歩き打ち2017』、がんばってください。
すててこどんどんさんのように、歩きの旅をしてみたいとは思うのですが、カメラ機材のことを考えると二の足を踏みます。
やるときは歩きに集中し、カメラを持たないで、ということになるんでしょうが。
投稿: あおやぎ | 2017/05/02 14:44
青柳さん、いつもありがとうございます!
投稿: すててこどんどん | 2017/05/02 06:20