【犬狼物語 其の百二十五】 東京都四谷 須賀神社の狛犬
四谷にある須賀神社を参拝しました。
そしたら、けっこう参拝者が多く、アジア系外国人たちも急な階段で写真を撮っているし、なぜかな?と思ったら、ここは「聖地」だったんですね。
去年話題になったアニメ映画『君の名は』のラストシーンとポスターに、この階段が登場するのだそうです。映画を観ていないので知りませんでした。
須賀神社を訪ねたのは、かっこいい狛犬像があると聞いたからでした。
その狛犬は、祖霊社の横、社務所へ向かう通路の両側に1対鎮座していました。
高さは40cmくらいでしょうか。そんなに大きくはないのですが、造形的にすばらしい。たしかに、かっこいい狛犬です。ちょっと東南アジア的な匂いも感じます。どういうルーツなんでしょうか。
ただ、これは「犬像(オオカミ像)」ではないかもしれないので、【犬狼物語】として取り上げるのは例外です。
ところで、須賀神社は、「三十六歌仙繪」でも有名です。
三十六歌仙繪は、天保七年に描かれ、それぞれの歌人の肖像画に代表作一首を書き添えたもので、鎌倉時代から江戸時代にかけて隆盛をみたそうです。戦時中、金庫の中に納められていたので災火を免がれ、残ったそうです。
本物は本殿内にありますが、境内にはその絵の写真と解説が展示されています。
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