【犬狼物語 其の百二十九】 宮城県村田町 白鳥神社の狆の狛犬と「奥州の蛇藤まつり」
宮城県村田町の白鳥神社に狆の狛犬像があると知って訪ねました。(「狛犬の杜」のHP参照)
拝殿の両側に一対の狛犬像が鎮座しています。たしかに垂れ耳、鼻ぺちゃ、狆のような顔の狛犬ですが、由来がわからないそうで、はっきりしません。少なくとも「普通の狛犬」とは違っているようですが…。
右側に鎮座する狛犬の顔は、どこかで見たんですよね。誰かと似ています。誰だったか思い出せません。目が若干青い。外国人だったか、どうだったか。
ところで、ちょうどこの日(先週の日曜日、5月14日)、「奥州の蛇藤まつり」で、俺は「もってるな」と思ったわけですが、狆の像も可愛くて良かったのですが、舞台で披露されていた日本舞踊もなかなか良かったのです。とくに「藤娘の舞」は。
「奥州の蛇藤」とは何か?
鳥居のところに、参道をふさぐような形で、大きな藤の幹が、うねるように横たわっています。樹齢800年以上、長さ約25mの巨大な藤の木です。これは村田町指定天然記念物の藤で、解説看板によれば、
「平成4年、日本樹木保護協会により樹勢回復の治療が行われた。 前九年の役の際、源義家が父頼義に従って東征し、この付近で敵軍に追い込まれ窮地に陥った時、このフジが大蛇に化けて敵兵を敗退させたという伝説から「奥州の蛇藤」と言われている。」
とあります。高いところにも藤の花が咲いていたので、全体を見るために参道入り口まで下がりました。見事な藤の木です。
蛇藤の横には樹齢3000年とも言われる大けやきの巨木もそびえています。
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