犬の巣穴 「夢日記」から
最初見たのは半年前ですが、最近、また同じような夢を見たので、これは今の心の状態と何か関係があるからまた見たということなのでしょう。なので、夢からのイメージを意識化してみます。
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俺は浅田舞に、犬が地面に「巣穴」を掘って眠ることを説明している。
「犬が左回りで寝るだろ? でも、北半球と南半球では周る方向が逆向きになる」
と俺は言いながら、いいところに気が付いたなと内心思った。
彼女はあまり信じていないようだった。
実際目の前の茶色い犬が、くるくる回って地面の穴に寝るのを二人で見ていた。
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犬が巣穴を作って寝ることを知ったのは、東南アジアの地域犬たちを見たときでした。
やっぱり犬も動物なんだなと思ったのです。日本のように家で飼われることが多くなったところでは、犬も、巣穴を掘る必要もなくなり、巣穴を見る機会はなくなりましたが、ただ、座布団に横になるときなどは、くるくる回転してから落ち着きますよね。
あれが毎日同じところで繰り返されると、地面が「穴」のように窪んできて、ちょうど良い具合に体にフィットするらしく、だから安心できるのでしょう。動物にとって、安心して眠ることができるというのはかなり大切な環境です。
さて、この回転ですが、排水溝に流れ込む水の渦巻きが、北半球と南半球では逆向きになる、という話を聞いているので、犬の回転にもそういうことがあるのでは?と、俺は夢の中で想像しているわけです。そしてそこに気が付いた俺を浅田舞に自慢しているのです。
(掲載写真の犬も右側を下にして寝ています。左回りで寝ています。偶然でしょうが、うちのヴィーノも右を下にして寝ることが多い気がします。実は俺も右を下にして寝ることが多いです)
浅田舞の登場は、しいて言うなら、先日引退宣言が印象的だった浅田真央のお姉さんなので、むしろ本質は浅田真央の中にある、「舞的なもの」の表現かなと思います。
では、「舞的なもの」とは何なのか? トリプルアクセルにこだわってきました。真央の方は、ストイックで真面目です。もちろん、そこが彼女のすばらしさであり、魅力なのですが、そのこだわりが、自身を縛ってもいるんじゃないかなと俺は感じているらしい。
だからたまには「逆でも良いのでは?」と。真央の今までのイメージの「逆」が「舞的なもの」なのではないのかなと思います。
そこに気がついて自慢しているところは、俺自身がそうでありたいという願望なのかもしれません。
いつも「左回り」で生きることが、固定化してしまい、それが自由を奪っているところがあるのではないかな。
たまには「右回り」を生きてみる、ということ。
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