【犬狼物語 其の百三十七】 岐阜県高山市 伊太祁曾神社
安房峠から高山市へ下ってくる途中に、伊太祁曾神社があります。
神社の場所が分からなかったので農作業をしている農家の人に尋ねました。
国道にも神社の碑が建っていました。そこから狭い道を九だっていけば鳥居の前に着きます。
この狛犬も、小型の狛犬ですが、社殿の床から張り出した板の上に載っているのはちょっと変わっているかなと思います。空中に浮いているようにも見えます。
顔つきは、普通の狛犬のようでもあり、何を象ったのかよくわかりません。子犬のようでもあり、獅子のようでもあり、狼のようでもあります。
飛騨高山地方に残る狛犬はとにかく素朴です。「狛犬とは何か?」というHPによれば、これは「はじめ」タイプと言われるもので、狼信仰や狼犬を飼い慣らしていた犬飼氏と結びついているのではないかとも言われているようです。
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