【犬狼物語 其の百六十三】東京都荒川区 三河島 三峯神社のお犬さま(狼)像
「都会」と「狼(お犬さま)」という意外性があるからでしょうか、都会の中で狼を探す旅にはまってしまいますね。
そのうち、都会の狼探しの本でも作りたいと思います。
なぜか、この取り合わせに現代性も感じてしまうのです。狼が都会人に何かのメッセージを送っているような…。
今回は、都電「荒川区役所前」駅で降り、区役所を通り過ぎて1分ほどのところ、交通量の多い、明治通り沿いのビルの谷間に鎮座する三河島 三峯神社です。
鳥居がなければ、そのまま通り過ぎてしまうような小さな社ですが、奥へ進むと、マンションを背景とした三峯神社が現れます。ここに2対4体のお犬さま像がいらっしゃいます。
4体とも、色が黒いのが目立ちます。これは米軍の空襲で焼けたのでは?というHPを見て、それはありえるなぁと思いました。そう考えると、複雑な思いがします。
もともと大火の多かった江戸だったので、地元の三河島三峯講が、火難盗難除けに勧請したもの、と言われています。
また、同じ境内には、「袈裟塚耳無不動」も置かれています。
袈裟塚の上に建てられた不動明王は、左耳が無く、耳の病などにご利益があると伝えられ、穴をあけたお椀を奉納する慣わしがあるそうです。
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