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2017/07/04

【犬狼物語 其の百五十九~百六十】 東京都台東区 下谷 三峰神社&小野照崎神社のお犬さま(狼)像

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下谷 三峰神社は、大正初期に秩父三峯神社分霊の神社を建立したものだそうで、東京メトロ日比谷線、入谷駅から徒歩3分、JR上野駅からでも徒歩7分という立地にあります。

ビルの谷間に鎮座する都会型神社の典型です。そこだけ、スポッと、現実から抜け出したような異空間が現れます。

そこに1対のお犬さま像が奉納されています。さらっとしたシンプルな姿です。

台座には「豊住講社」とありました。旧町名が「豊住」でした。関東地方一円に広がる三峯神社を本山とするお犬さま信仰の「三峯講」のひとつです。

HPを見ると、毎年5月に三峯神社へ登山参拝を行なっているようです。ここでもお犬さま信仰が生きています。

三峯神社 東京豊住講社
 
 
 
また、小野照崎神社は、下谷 三峰神社から7~800mのところにあります。

社殿は慶応2年(1866年)の建築で、関東大震災や東京大空襲などを免れました。また、境内摂末社としては、富士浅間神社・御嶽神社・三峰神社・織姫神社などがあります。

御嶽・三峯・琴平神社が合祀された社前にはお犬さま像が奉納されています。

また、富士塚は江戸近郊に50余りあったそうです。でも、完全な形で残っているのは、小野照崎神社の富士塚と、高松富士浅間神社の高松富士、浅間神社の江古田富士の3基だけ。いずれも国重要無形民俗文化財に指定されています。

「ここの富士塚は高さ約5m、直径約16m。塚は富士の溶岩でおおわれ、東北側一部が欠損しているものの、原形がよく保存されている。原形保存状態が良好な塚は東京に少ないので、この塚は貴重である。」(台東区教育委員会掲示より)
 
 
 
 
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